カンボジアのマッサージ初挑戦
空が日没とともに、どんよりと曇り始めてきました。この後、夕日を観に行く予定でしたが、この調子では期待出来そうもないので、明日へ延期することに。
トゥクトゥクに揺られながら、いろいろな遺跡を観た満足感に浸っていました。風がとても心地良い。そして、疲れた。。。
そんなとき、トゥクトゥクドライバーのBさんが、
「1時間で6US$、とても良いマッサージがあるよ」
と教えてくれました。
1時間6US$!これは、大変安い。日本では、私の知っている安いマッサージ屋でも1時間3千5百円はします。是非この疲れた体にマッサージして欲しい!そして何より、私は大のマッサージ好き。みんなもマッサージに大賛成ということで、そのマッサージ屋へ連れていってもらうことになりました。
そして、マッサージ屋へ到着。
店の奥へと案内され、椅子に座り、洗面器に溜めた水で足を洗ってもらいました。その後、2階のマッサージルームへ。布団がちょうど3枚ひいてあり、隣同士の仕切りはなく、こじんまりとした部屋でした。着替えを渡され、私はズボンを上着と間違えて必死に着ようとしているところを、マッサージ師の女の子(以下・マッサージ娘)に爆笑されました。マネーベルトを付けたままに寝転がると、「ノー プロ〜ブレム〜」とマッサージ娘に外され、仕方ないので枕の下へしまいました。
マッサージ、開始。疲れた体へのマッサージは、本当に至福のひとときです。眼を閉じて、マッサージの心地よさに浸っていると、マッサージ娘が話しかけてかけてきました。
娘: フエア アー ユー フロ〜ム?
私: えーと、ジャパ〜ン。アイム ジャパニーズ。
娘: オオ ジャパニ? キャハハハハ
こんな感じで、マッサージ中、ずーっと話しをしてました。マッサージ娘達はとてもキャピキャピしており、よく笑います。ちなみに、私のマッサージ娘は19歳。若いのに働き者です。
話題はクメール語となり、マッサージ娘は熱心に教えてくれました。
娘: ディスコーテイ サバ〜イ
私: ディスコーテイ サバ〜イ?
娘: イエ〜ス ディスコーテイ サバ〜イ! キャハハハハ
ちなみに、「ディスコーテイ サバ〜イ」は「ダンス大好き」の意。残念ながら使う機会はありませんでした。その他にもいろいろ教えてもらい、まるでクメール語教室のようでした。

マッサージの質はさておき、クメール語を教えてもらってとても楽しかったです。そんなこんなで1時間はあっという間に過ぎてしまいました。
ゲストハウスに帰り、夕飯を済ませ、シャワーを浴びてベットへ。明日は夜明けのアンコールワットを観に行くので、今日は早く寝なければ。というより、すでに眠いです。体が疲れて眠りにつくのは、本当に心地よい。ずっしりと手足が重くなり、すぐに寝てしまいました。遺跡巡りの夜は、早いです。